S-CHALLENGE Bizlog

 
エスチャレンジ代表・フィジカルトレーナー飯島庸一の活動レポートのほか、ワークアウトやトレーニングに関するTips、コンディショニングワークショップやトレーニング講習会のご案内、フィットネストレンドなどをご紹介!
北海学園札幌高校スキー部・フィジカル強化合宿@士別 2014


7月25日から5日間、士別市陸上競技場や市立体育館をベースに、毎年恒例となった北海学園札幌高校スキー部のフィジカル強化合宿のサポートを行ってきました。今年は計12名の選手が参加。

この合宿のテーマは「限界を知り、自分自身で追い込めるようになる」こと。
そのためのルールとして、合宿期間中は「ネガティブワード禁止」。



合宿初参加の1年生には、体力的にも精神的に凄くキツイ合宿です。勿論、自分で追い込める様になってきた上級生達もきつかったと思います。

この様な夏合宿は、ハードなトレーニングをすることが重要なのではなく、ハードなトレーニングを通じて、メンタルにしろフィジカルにしろ、自分の能力を極限まで発揮しているかが重要。



個人競技であるアルペンスキーヤーがチームメイトと一緒にトレーニングすることにより、自分が他のチームメイトと比べて、相対的にどこまで追い込めているのかが把握出来、お互いに鼓舞し合い、励まし合って、自分達のメンタル的な限界値を高めて行くことが、この夏合宿の最大の目的です。

今年の3年生は、高校生活最後の夏合宿であることを自覚し、全員が限界に挑むためのモチベーションが高く、常に下級生よりも声を出し、先頭に立って1つ1つのトレーニングにおいて自分の限界にチャレンジしていたのが、とても印象的でした。

私は常日頃、出会った選手達に「陸上で出来ないことは雪上でも出来ない」と言っています。

「陸上で全力出せなければ、雪上でフルアタックも出来ない」、これも事実でしょう。



日本のエース・湯浅直樹選手も、この北海学園札幌高校スキー部出身です。

かなり昔の話ですが、彼が高校1年生の時、全日本ジュニアチームの合宿で自転車トレーニングを行ったのですが、初日先頭を行く佐々木明選手や吉岡大輔選手にかなり引き離されてしまいました。湯浅選手の心拍数を確認すると170拍台後半。先頭2人は190拍台。

勿論、湯浅選手は手を抜いている訳ではありません。ただ限界に近づけていなかっただけ。

しかし、湯浅選手は合宿の最後には佐々木選手・吉岡選手にしっかり付いていけるようになり、心拍数も190拍台まで上げられるようになりました。

心拍数の限界数値はトレーニングを重ねてデータを蓄積しないと、なかなか判りません。
どんなに頑張っても160拍後半しか上げられない選手もいますし、200拍越える選手もいます。

湯浅選手はこの合宿で、自分のメンタル的な限界値を大きく高めることが出来、その結果、元々持っている高いフィジカルパフォーマンスをしっかり発揮出来る様になりました。



過去にサポートした選手達から「飯島さんのトレーニングはきつかった」、と良く言われます。

内容や強度、トレーニング量を見れば、もっとハードなトレーニングしているチームは沢山あるでしょう。

例えばアジリティでは、最後のマーカーを流すか、最後の力を振り絞って駆け抜けるか、そういうトレーニングの「質」の高さも併せて、選手達に要求することにより、意識の集中度が高くなり、その分メンタル的な疲労感が高くなります。



やらされてるトレーニングをしているうちは、メンタルはきついかもしれませんが、フィジカルは限界値に近づくことが出来ません。

何のためにこのトレーニングが必要なのか、それを選手自身が理解してトレーニングするから、選手自身がフィジカルパフォーマンスも最大限に発揮するので、「飯島さんのトレーニングはきつかった」となるのだと思います。



これから9月中旬まで、夏合宿のシーズンとなります。

参加した選手達に「飯島さんのトレーニングはきつかった」と言われるように、こちらも工夫を凝らし、選手達が自分自身で限界にチャレンジし、追い込める様なトレーニングプログラムを提供していきたいと思っています。







| Biz.レポート | 18:32 | comments(0) | - |



SALOMON フィジカルトレーニングキャラバン@加美町 2014


SALOMONフィジカルトレーニングキャラバン・1st.ステージ最後の会場、宮城県加美町に行ってきました。

今回のゲストコーチは蓮見小奈津選手と成田秀将選手。2人共、小さな子供達にも、とても判りやすく、そして親切丁寧にエクササイズのやり方を指導してくれました。



また全ての会場で実施しているスポーツパフォーマンステストでも、2人共ハイパフォーマンスを発揮、参加選手やコーチ・父兄から感嘆の声が聞こえてきました。

特に蓮見選手のシャトルラン120回、成田選手のジグザグラン15秒57は、ナショナルチーム選手の中でもトップレベルの記録。



技術選で大活躍している大場朱莉コーチも、選手達に正確なポジション+フォームを披露してくれました!



SALOMONフィジカルトレーニングキャラバン、各会場で共通して行っているのが「スポーツパフォーマンステスト」と金田コーチによるSALOMONトップ選手達の技術解説。

現在、ナショナルチームで活躍している成田選手や蓮見選手、そして石井智也選手などのトレーニング映像を元に、滑りのポイントや彼らの技術的ポイントとフィジカルトレーニングキャラバンで行っているトレーニングと、どうリンクしているのかシビアな目線で解説してくれています。

単にフィジカルを鍛えるのではなく、テクニカルな部分との関連性を選手やコーチに解説しているのが、このSALOMONフィジカルトレーニングキャラバンの大きな特徴なんです。



期間前半は雨天のため、体育館でベーシックな内容を多めにトレーニングしてもらいました。
小学生選手でも、しっかり反復すれば素晴らしいフォームを手に入れることが出来ますね。



最終日は一気に夏空が広がり、真夏日となりました。
2日間の総仕上げで、難易度高めのポジションコントロールトレーニングを行ってから、
かなり運動量多めで締めました。



成田選手も追い込み隊長として、選手達を常に叱咤激励!



ロングポールを使ったフィールドトレーニングでは、体育館で行ってきたポジションコントロールトレーニングをスキーの動きに置き換えていったり、スキーのライン取りなども意識してもらいながらトレーニングしていきました。







最後は「お決まり」の変顔集合写真!
参加してくれた選手の皆さん、各父兄の皆さん、地元関係者の皆さん、ありがとうございました。また8月の八幡平会場でよろしくお願いします。



| Biz.レポート | 22:38 | comments(0) | - |



全日本アルペン女子チーム・フィジカル強化合宿@鹿角


チーム自体は13日から秋田県・鹿角市花輪スキー場にある「アルパス」で合宿がスタートしていましたが、私はSALOMON フィジカルトレーニングキャラバン@マキノのサポートを終えて、14日から合宿に合流。

今回はシニア指定の向川桜子選手、蓮見小奈津選手、新井真希子選手、安藤麻選手。ジュニア指定の吉原眞子選手、石川晴菜選手、川端楓選手、小番聖夏選手、山口ゆい選手の計9名が参加。

ここ数年、女子チームは予算が無くてJISSでの体力測定くらいしかフィジカルに関する強化合宿が出来ていなかったので、私としては基本過ぎるかもしれませんが、女子選手に多い膝傷害発生要因を排除していくためのトレーニングと持久性のトレーニングの2テーマを中心にトレーニングしてもらいました。



細かく述べると、
・膝への不要な動作を生じさせない為の股関節のモビリティ向上(膝の代償動作の抑制)
・足裏への荷重位置を一定に保ちながらのスクワット動作
・つま先と膝の向きを一致させた状態のまま、多方向への動作変換
・股関節の屈曲筋と伸展筋の協調性が保たれた中での骨盤の適切な角度の維持
・初動の重心移動の仕方と適切な支持基底の維持




小学生から中学生アスリートにも重要な内容ですが、そのファンダメンタルな動作を高いレベルで洗練させていくことが、世界で戦っていく彼女達には、非常に重要であると考えています。



全日本女子チームがチームとしてレベルアップしていくためには、ケガの発生率を低下させ、斜面難度の高いバーンでのポジションを洗練させる、この2つをシンプルに高めていくこと。

その2つをトレーニングしていく方法は色々あると思います。トレーニングの方法はどうでも良くて、傷害発生率の低下とポジションコントロール能力の向上がしっかりクリアされていけば、4年後の平昌オリンピックではアルペン女子チームの活躍も大いに期待出来ると考えています。

潤沢な予算が無いので、現時点では彼女達のサポート出来る場面が限られてしまうのですが、私から今伝えたいことは彼女達にしっかり伝えられたと思っていますし、彼女達もそれを受け止めてくれたと思っています。



数日後、ジュニアチームはEU遠征、シニアチームももうすぐ遠征です。2014/2015シーズンがスタートです。

彼女達の更なる飛躍を期待しています。









| Biz.レポート | 17:58 | comments(0) | - |



SALOMON フィジカルトレーニングキャラバン@マキノ 2014


07月12日から2日間、滋賀県高島市マキノ高原で今季2カ所目のSALOMONフィジカルトレーニングキャラバンのサポートに行ってきました。今回のキャラバンには、県内・隣県選手だけではなく、岡山県や愛知県などから、21名のアルペンスキーヤーが参加してくれました。学生スキーヤーだけではなく、社会人スキーヤーの方も数名参加頂き、私個人的は大変嬉しかったです。

今回のキャラバンのゲストコーチはサンミリオンスキークラブの水口かおり選手と立命館大学スキー部の吉和祐太郎選手。
参加選手にとても分かりやすく、丁寧にアドバイスしてくれていたと同時に、バランス良いカラダの使い方のお手本となってくれました。



そして、SALOMONの関西地区のオピニオン・西澤コーチは、選手達の滑りのクセを把握しているだけに、個別に的確なフォームチェックをしていました。やはり技術コーチも一緒にフォームチェックしていくと、特に低学年選手はとても納得しやすいです。



今年のキャラバンでは「プチ強化合宿」的に少し運動量を多くして実施しています。マキノでも初日は今津総合運動公園にてフィールドトレーニングをメインに、みんな汗だくになりながら、かなりの運動量を消化してくれました。



前回の菅平会場に引き続き、今回も可倒式ポールが大活躍。
購入先を教えて欲しい、とマキノでも言われたので、以下ご案内しておきますね。
 WILD FIT スラロームポール http://amzn.to/1m4I5UD






2日目はスポーツパフォーマンステストを実施。
もうすぐ夏休みに入り、個人練習をする機会が増えるので、自分の課題を明確にして、ライバルに差をつけるチャンスです。
記録した数値をしっかり見直して、夏のトレーニングにフォードバックして下さい。



マキノの皆さん、今年も本当にありがとうございました。
選手の皆さん、暑さに負けず頑張って下さい!



| Biz.レポート | 21:13 | comments(0) | - |



S-CHALLENGE スキーコンディショニングワークショップ #126 @駒沢公園


タイミング良く梅雨の晴れ間となりました126回目のスキーコンディショニングワークショップ、今回は小学生レーサーから国体レーサー、技術選チャレンジ選手など11名の方にご参加頂きました。

今回のテーマは「インテリジェンスアジリティアンドクイック」。

素早く動くためにはどうすればいいか、ただ単に全力で素早く動く練習をするだけでは、雪上で速く動けるようにはなりません。



スキーヤーの場合、重心を移動させる速さが求められます。重心をスムーズに異動させるためには、重心を支持基底の中に常に置いておくことが鍵となります。



片足で立ったとき、自分の重心が足裏のどの位置にあるかを確認。
前後に移動して片脚支持、左右に移動して片脚支持、捻りを伴った状態で片足支持、大きな動きの中で瞬間的に片足支持と、段階的に重心コントロールの難易度を上げていきながら、自分の足裏に重心を置いておくポジションを習得していってもらいました。

次のステップとして、マーカーや肌を使っていくつかのアジリティーアンドクイックネスのトレーニング。

これからが「インテリジェンス」トレーニングのポイント。

基本的なステップワークから、ステップパターンを変化させたり、規制されたリズム変化の中で所々タッピング(2回連続同じ足で踏む)を入れたりしていきます。



適切にイメージできていなかったり、しっかり支持基底の中に自分の重心をコントロールできていないとなかなか次の足を出すことができません。

皆さん、難易度が上がるたびに、笑顔と苦笑いを繰り返しながら、トレーニングされていました。

次回ワークショップは8月10日@駒沢公園を予定しています。

| Biz.レポート | 18:24 | comments(0) | - |



日本女子体育大学スキー部・チームトレーニングサポート@烏山
今日は日女体スキー部の元気娘のサポートをしに、日本女子体育大学のトレーニングセンターに行ってきました。

チーム全体でトレーニング行っていたトレーニングから個々に取り組むトレーニングの時期に変わる時期なので、今日は膝傷害の発生因子を抑制するための基本ポジショントレーニングを前半のメインに。そして後半はプログラムサポートで提供しているプログラムの中から、ポイントとなるエクササイズをいくつかピックアップしてトレーニングサポートを実施しました。



まずは基本の基本、スクワット動作のフォームチェック。
足裏の荷重位置を再確認するために、足の指全体を上げさせたり、麺棒に乗ってポジション確認をしてもらいました。



女子選手はどうしてもQアングル(大腿四頭筋の作用線と膝蓋腱の方向の二線からなる角)が男子選手よりも大きいので、膝への過度な負担が増えやすい。ケガの発生因子を如何に減らせるか、オフシーズンのトレーニングで重要なテーマです。



少し細かな機能解剖の話も付け加えながら、股関節の可動と膝関節動作のリンク。片脚支持の際の骨盤の傾きや向きが膝関節に与える影響や生じやすい現象などを併せて説明しつつ、フロントランジやサイドステップなど、本当に基本的な動作のアライメントコントロールに取り組んでもらいました。



例えば片脚で立つ場合、股関節が適切な外転動作と屈曲動作をバランス良く行えないと、骨盤自体が側方に流れ、内転動作で立位姿勢を保持しようとします。この動作自体が悪いわけでは無く、この動作が自分の意識下に無い動作であることが問題です。



機能解剖的に動作自体に問題が無くても、その動作が本人が意図した動作でなければ、スポーツパフォーマンスとして使うことは出来ない訳なので、鏡を見たり、パートナーからリアルタイムでチェックしてもらうことで、イメージと動作の差違を減らしていくことが、大学生レベルのアスリートには非常に重要なことです。



今後、夏休みに入って個人トレーニングになっていくと、チェックしてもらう人がいなくなる訳ですから、みんなにはかなり集中してチェック+フィードバックをしてもらいました。

後半は、アクティブに! 
普段のトレーニングでも基本動作の骨盤の使い方の特徴が必ず出現しているので、それなりに追い込みながらも骨盤や重心の向きなどを感じてもらいました。





〆は元気娘の本領発揮(笑
今回もいい写真が撮れたと思いますが、いかがでしょうか?








| Biz.レポート | 15:12 | comments(0) | - |




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