S-CHALLENGE Bizlog

 
エスチャレンジ代表・フィジカルトレーナー飯島庸一の活動レポートのほか、ワークアウトやトレーニングに関するTips、コンディショニングワークショップやトレーニング講習会のご案内、フィットネストレンドなどをご紹介!
全日本男子ジュニアチーム@万龍遠征


11月15日から24日まで、中国・万龍スキー場にて、全日本男子ジュニアチームの雪上トレーニング及びFISレースサポートを行って来ました。

私自身は一昨年ヤブリスキー場で開催されたユニバーシアード大会の日本代表のサポート以来、2回目の中国遠征。

万龍スキー場は晴天率が80%以上、殆どが人工降雪機で雪が作られるので、今年の温暖化の影響をモロに受け、23日まで2つのバーンを300名以上のレーサーが時間制で共有する事態に。








集まっている選手のレベルやトレーニングの狙い、年齢・性別は各チームバラバラなので、コーチ達は様々な調整を日々行う事になり、本当に大変だったと思います。





そんな環境の中、全日本男子ジュニアの工藤昌己コーチは非常に効率的なトレーニングプログラムを実践出来ていた様に思います。

私の今回のミッションは、雪上練習やレース前に選手自身が1人で「ファンクショナルウォームアップ」を行える様にする事。

世界各国の選手達が実践しているウォームアップエクササイズをパターン別に分析。そのバリエーションを映像にまとめて、選手達に理解してもらい、練習の段階から実践してもらいました。

ファンクショナルウォームアップは、滑る前に必要な機能的エクササイズを沢山含み、尚且つかなり運動量の多いものなので、最初は滑る前に疲れてしまうのでは無いか、と不安になる選手もいます。

どの位の運動量が適切なのかは、個々に異なりますが、目安として「今から1000m走をして、自己ベストを更新出来る様なコンディションになっている」状態まで、カラダを動かします。

選手自身がファンクショナルウォームアップを体験し、実際にその効果を認識、自発的に実践する様になってくれた事は、今回の遠征の大きな成果だと思います。



しかし、24日の初戦のレースがキャンセルタイミングシステムの不調や運営サイドの準備不足などでキャンセルに。

私は次の遠征の為に24日午後に北京へ移動しなければならなかったので、10日間サポートして来た全日本男子ジュニアチームの選手達の活躍とサポートの成果を現場で一緒に味わう事が出来なかった事、心残りです。

選手達はあと10日程、万龍スキー場に滞在。7レースを消化予定。

彼らのこの遠征での活躍をFISのレースリザルトでCKしたいと思います。

| Biz.レポート | 15:53 | comments(0) | - |



S-CHALLENGE スキーコンディショニングワークショップ 108. @武蔵野の森公園
 



季節外れに暖かい天気の中で、今季最終回のコンディショニングワークショップを開催しました。

今回のテーマは「斜面でのポジション調整能力を向上させる、股関節の機能性トレーニング」
斜面で行うワークショップですが、雪上の動作を直接イメージするようなトレーニングではなく、股関節の機能的な動作を斜面で適切に行っていくトレーニングをご紹介しながら、皆さんに平地→斜面というステップで実施して頂きました。






脚を開く動作を「外転」といい、脚を閉じる動作を「内転」と言います。
通常、股関節の外転動作の可動域は45度程度、内転が20度程度とされています。

例えばロングターンでスキーがフォールラインを向いたとき、外脚の股関節は外転動作を、内脚は内転動作をしています。
普通は外転動作の方が可動域を大きく取れるので、骨盤を斜面に対し平行近いポジションにキープするためには、内転動作の可動域を広げることが、内倒せずに内径軸を深く作るために必要なこととなります。これは特にスキーヤーのパフォーマンスを上げるために非常に重要なポイントです。





勿論、実際の滑走動作では外脚の股関節は軽度屈曲、内脚は90度近く屈曲し外旋動作も伴っているので、外脚と全く同じ角度は必要ありませんが、それでも普段の生活動作の中で使われることの少ない内転動作を平地だけではなく、斜面での機能性エクササイズの中で使っていくことは、スキーヤーの専門的なトレーニングとしてはとても重要です。

そして、単純な外転動作と内転動作の出力バランスは「1.6 vs 1.0」と言われています。
社会人スキーヤーの方々には、ジムや自宅で筋トレで内転動作のトレーニングも大切ですが、自分の体重を支えながら力を発揮し、バランスを保つ様な機能性エクササイズを少しでも行っていくと、自分のフィジカルパフォーマンスをより雪上で発揮しやすくなっていくと思います。





今季のコンディショニングワークショップも今回で最終回。

今日も満員での開催となりました。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。

今季ワークショップに参加して頂いた皆さん、ありがとうございました!

シーズン中に1度は雪上を含めたワークショップを企画したいと考えております。
企画出来ましたら、本ブログTwitterなどでご案内させて頂きます。

 
| Biz.レポート | 14:28 | comments(0) | - |



関根学園高校スキー部・トレーニングサポート@上越高田 2011 #4
 



今季4回目の関根学園高校スキー部のトレーニングサポートしてきました。

10月に既にイタリアの雪上合宿でシーズンインして、好条件で滑ってきている関根学園高校スキー部の選手達。
今回は少し今まで説明してきた動きの理論的な整理と、シーズン中やスタート前のウォームアップテクニックなどをスライドを活用しながら説明。





何となく解っているけど、映像を見ながら改めて違った角度から自分たちの動きを見つめてみると、新たな発見が多かった様です。

ウォームアップについて、特に監督の横山先生からリクエスト頂いていたので、先シーズンのユニバシアード大会のサポートの際に各国の選手達が行っていたものを、いくつかのカテゴリーに分類して、解説。選手達には一通りその場で行ってもらいました。

ブーツ履いていないのに苦戦している選手もチラホラ。

雪上トレーニングの段階から、少しずつ実践して、本番でもしっかりファンクショナルウォームアップが出来る様に頑張りましょう!




 
| Biz.レポート | 23:16 | comments(0) | - |



Mikaela Shiffrin選手の最新映像@Loveland 2011.10.30
昨シーズン中盤から、私がトレーニングサポートしていたり、関係する選手達にはMikaela Shiffrin選手とAlexis Pinturault選手の映像を主にカラダの使い方の解説やアドバイスをしてきました。

その私注目選手の1人であるMikaela Shiffrin選手の最新映像がYouTubeサイトにアップされていましたので、ご紹介します。

タイトル通りであれば、先月10月30日のゲート練習シーンの映像ですね。

US・Bチーム選手のMikaela Shiffrin選手(SL: 8.35 #3 2011/2012)をはじめ、Hailey Duke選手(SL: 22.52 #3 2011/2012)、Resi Stiegler選手(SL: 10.26 #3 2011/2012)、Megan McJames選手(SL: 15.58 #3 2011/2012)、そしてAチームのSarah Schleper選手(SL: 5.99 #3 2011/2012)も一緒に練習していますね。



撮影場所のLovelandは標高4000m近くあるコロラドのスキー場。普通にフリースキーしても息が上がる様な場所でも、特にMikaela Shiffrin選手とSarah Schleper選手は動きの良さが伝わってきます。
| 映像・コンテンツ | 14:05 | comments(0) | - |



大瀧徹也×飯島庸一フィジカルトレーニングセミナー@ICIアースプラザ #7




6月から始めた大瀧徹也選手とのセミナーも今季は今夜がラスト。
今回もお仕事帰りに沢山の社会人スキーヤーの皆さんに集まって頂きました!

実はこのセミナー会場のICIアースプラザの下は店舗が営業していて、今まで飛んだり跳ねたり出来なかったのですが、今日は下位階が定休日とのことで、少しアクティブに動いて頂きました。

まあ会社帰りでも参加して頂ける内容なので、バタバタするといっても、そんなに動きませんが。



今回のテーマは「脚の回旋運動を伴った基本動作」。

股関節は6方向(屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋)に動かせるわけですが、日常生活の動作では歩行や階段昇降など屈曲・伸展動作が多く、他の4方向は動かす頻度や量(可動域)が割合として少なめ。

しかし、スキー滑走動作では股関節の6方向全てが多用されます。
例えば脚の内旋動作はショートターン後半の外脚の可動になるので、内旋の可動域とショートターンのパフォーマンスは比例します。





意図的に、普段使う頻度の低い股関節の外転・内転、外旋・内旋動作を使うことが、専門的トレーニングとして大切になってきます。

また、股関節の内外旋動作の特徴として、内旋動作で力を発揮出来る強さを1としたら、外旋動作は3という拮抗筋バランスがノーマルなので、スキーヤーとしては意図的に内旋動作を鍛える必要があります。





しかし、内旋動作だけを行う筋は無いので、いくつかの筋の協調性も図りながらトレーニングを進めて行くことが求められます。

今回のセミナーでは脚を内外旋する動作に関係する機能解剖学的メカニズムを交えながら、大瀧コーチの細かいチェック+アドバイスも交えて、ショートターンでの捻り動作に繋がる動きまでのアプローチを行ってみました。





| Biz.レポート | 23:42 | comments(0) | - |



Julia Ford 選手のハーフスクワット
Julia Ford 選手のハーフスクワット

VimeoU.S. Ski Team サイトにJulia Ford 選手のハーフスクワットの映像(Get Fit with the U.S. Ski Team: Heavy Half Squats)が公開されていたので、ご紹介します。

注目すべきポイントは股関節の曲げ具合。すっと殿部を方向に引ける点が素晴らしいです。日本の選手が何故か苦手にする動作で、なかなかスムーズに殿筋を後方に引きながら股関節を曲げていくことが出来ない選手が多い様に思います。

その股関節の可動性と連鎖して膝関節もスムーズに曲げ伸ばし出来ているので、安定した姿勢を保ったスクワッティング動作が行えています。



| トレーニング・コンディショニング理論 | 12:57 | comments(0) | - |




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